秋田市の新国道沿いに大きな看板のあるラーメン店ひない軒。
正午前に到着すると平日にもかかわらず駐車場は満車に近く、入店すると３名ほど待っている状態。
入口近くに食券販売機がある。
メニューは一般的なラーメン店と比較すると少な目。
少し迷って「チャーシュー麺（800円）」の券を購入し待機用の椅子に座る。
待ったのは５分ほどだろうか、回転は速いようだ。
カウンターの隅の席を案内されそちらに移動する。
あらためて店内を確認すると窓際に２人掛け卓席１、他はカウンター席12～13程度で広くはない。
構造は大手牛同チェーンなどに近く従業員用通路をぐるりと囲む形でカウンターが設置されている。
しばらくしてどんぶりが差し出される。
並々と器に注がれた透明度の高いスープと表面の大半を覆うチャーシューに目が行く。
スープはコクの深い醤油系、比内地鶏の出汁が効いている。
麺は一般的な細麺だがこれがスープに良く合う。
たまたま隣の客が「麺を硬めで」と注文していたので麺の硬さを変えてもらう事も出来るようだ。
チャーシューは１枚１枚はやや厚め、サイズもやや大きめといったところだ。
しかしそれが５～６枚となると圧巻である。
枚数がはっきりしないのは数えようとしたらすぐに崩れてしまうほど柔らかく、正確に数えられなかったからだ。
それでいて食べると歯ごたえがあるという不思議な食感だ。
他の具は葱にメンマとシンプルだがこれで十分だと思える魅力がある。
なるほどと人気があるのも頷けた。
店全体の雰囲気が上品なのもあり、普段からひとりで食べるに来るのは少しハードルが高い気もするが一食が1000円以内に収まるので気にしすぎかもしれない。
今度は誰かと一緒に行きたいと思える店だった。
食べログ
らーめん秋田 ひない軒
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